#16
不運にもずぼら夫婦に放っておかれたのにけなげに生き抜いたさつまいも
上の写真はさつまいもです。わさわさと芽が出ております。
我が家は野菜を宅配で購入しており、おそらく昨年の収穫で宅配野菜セットの中に入ってたものだと思いますが、たぶん冷蔵庫のどこかにまぎれていたのでしょう、私の覚えている限りでは今年の春くらいに小さな芽が出た状態で発見されたように思います。
さすがに芽が出たさつまいもを食べる気にはなりません。捨てるのももったいないし、暖かくなったら畑に植え付けするか、と、テーブルの上に出したままにしておりました。
ところがですね、うちのヨメがよくやりますが、何かをしようと忘れないように出したままにしておきますと、それに見慣れて生活の風景に溶け込んでしまい、結局やり忘れるものです。
植え付けしようとテーブルに出しておいたさつまいもは、そのままいつのまにか我が家の置物となり、気づいたときは植え付け適期もすっかり過ぎてしまったのでした。
すでにさつまいもからは芽がもしゃもしゃと出てきていたので、そのまま生ゴミとして捨てるのも忍びなく、どうするかは後で考えよう、と思っているとまたまた時は過ぎ・・・さつまいもはさつまいもで「我が道を行く」という感じでもくもくと生きていたわけですが・・・先日、あることに気づきました。
このさつまいも、肥料も水もあげていないのに、ずっと生きてる。
よくよく考えるとすごいことですね。たかがさつまいもなのに。その生命力の強さに感心してしまいました。見習いたいものです。
2011-10-17
カテゴリー:つぶやき