#55
ムスメの初めての運動会。そして子どもたちの姿。
10月、体育の日の連休。その連休に前後1日づつを付けて行ってきました宮崎。
カミさんから「ぜーったい来て!」と言われてた、ムスメの初めての運動会。
私のムスメが通っている保育園は共同保育という形態を採っており、お母さんたちが交代制で保育士さんと一緒に子どもたちの面倒を見るという珍しい保育園なんですが、私が宮崎入りした次の日、私のカミさんも当番なので私も保育園に一日一緒に居させてもらいました。
その日は運動会の練習をやったんですね。
運動会の会場となる公園で、いろいろ道具を出して予行練習。
よーいどん!と言って子どもたち、駆け出したりするんですけど、まあ子どもたちはいつもの園庭での駆けっこや木登りの延長の気分のようにそれぞれが走ったり網をくぐったり跳び箱飛んだり一本橋渡ったり、それぞれの出番が終わったら裏山で遊んでいるし。
わりと緩い感じで予行は進み、正直本番大丈夫?なんてちらと思ったりもしましたが。
さて運動会当日。
子どもみこしで入場から始まり、
リズム体操。
大人たち参加のイベントもあり。
写真は仮装レース。
そして子どもたちの本番。障害物レース。これはうちのムスメですが。
そして、その後は子どもと大人参加の親子リレー。
他にもありますが、まあ、ざっとこんな感じです。
この保育園は園児も20人弱と少なく、お母さんも参加する共同保育ということもあるのでしょうが、お母さんたちももちろん、こういう日にしか来れないお父さんたちも一緒に会場づくりから競技の手伝いまで参加して、最後には皆が家族親戚のような、アットホームな雰囲気になってました。
子どもたちが主役の障害物レースも、みんないっせいによーいドン!というのでも順番に次から次へとスタートというのでもなく、一人の子がゴールしてから次の子がスタート、というようにしているので、自分のうちの子どもだけではなく、他のうちの一人一人の子どもの様子もみんなで観て、応援している。
すると、とても面白いんですね。それぞれ子が皆違うのがよく分かる。
泣き出してしまう子、まごまごしてしまう子、歯をくいしばって頑張る子、ひょうひょうとしている子、黙々と我が道を行く子。
共通しているのは、皆「真剣」だということ。みんなが自分一人に注目しているということを子どもながらに感じるのでしょう、予行の時と顔つきが全く違うのです。頼もしささえ感じました。
予行の時は、一人一人の競技をスタートからゴールまで観ていくのは時間もかかるし間延びするんじゃないかと思ってましたが、ぜんぜんそんなことはありませんでしたね。さて、この子はどういういいところを見せてくれるだろう、とか、どんなことをしてくれるだろう、とか、すっかり楽しんでしまいました。
そうそう、ムスメですけど、予想以上に最後までがんばりましたよ。いつもはすぐ「だっこ!」とか「もう歩けない」とか言って父ちゃんに「歩かないと足無くなるぞ!」と言われてるのに。
2012-10-11
カテゴリー:こどもとともに