#91
ホーム庭園(つづき)
2013-3-13
以前、有楽町駅のホームのはじっこにある小さな庭園について紹介いたしましたが↓
先日、このホームに行ってみました。
近くで見ると、なんだか寂れた温泉旅館にある自作の石組み庭園のような雰囲気ですね。
よく見ると、低い木の下に何かいますね。遠目で見るとちょっとトトロっぽいですが・・・
信楽焼のたぬきが鎮座してました。(駅長さんでしょうか?)
それにしても、周りの植物がわさわさしてうっとおしそうだし、台座の建築ブロックに盛り上げてモルタル止めしているところに「とりあえず」感が漂ってます。
由緒ある置物ならもう少し大事にしても良さそうなものなのですが、そう見えないのは、誰かが勝手に置いていったものの捨てるに捨てられず、かといって駅員さんにはどうこうする暇も無いのでそのままそっとしておいているのでしょうか。
植物も、四季の花壇を彩る花たちではなく、放置しても十分育つ五月や斑入り薮蘭など。
この、放っておかれてもそのまま変わらずにそこに「存在している」感じが好きです。
初夏の陽気の、3月の日曜に。
カテゴリー:つぶやき