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ツブヤキ #176

初めて参加した里親会の交流会

2015-7-14

 4月の里親登録以降、初めて里親会の交流会に一家で出席しました。

 里親研修では一度皆さんとお目にかかる機会がありましたが、交流会という場でお会いするのは初めて。里親・里子さんたちがどんな方たちなのか楽しみにしていました。

 ホテルの小さな和室の宴会場で、里親・里子・児童相談所の職員さんたち、合わせて約50名が参加。
 テーブルは大人席と子ども席に分かれ、里親会の子どもたちに会うのが初めてのうちの娘は、同じテーブルについたのが知らない子ばかりで少々緊張気味。
 いつもはいたずらしたりおしゃべりしたりの娘がしずかーにしておとなしい。
 児童相談所の職員さんが話しかけてくれてましたが、なんだかおしとやかにしてました。

 会が始まり、会長さんの挨拶と乾杯が終わったら、里親のみなさんたちの多くは長年のお付き合いのようで、おしゃべりに花が咲きます。



 交流会の中盤でそれぞれの家族が自己紹介。

 これまで里子を育てた想い出を話す方、今一緒に暮らしている里子の状況などを話す方、今後の里親委託の希望を話す方・・・いろいろな話をされ、皆さんそれぞれの個性も見られ、楽しませてもらいました。皆さんのお話を聞くと、ああ、家族っていろいろなんだなあ、と本当に思います。
 新参者として隅っこのテーブルにいた私たちはちょっと緊張しながら、5年前に埼玉で里親になり、預かった里子と特別養子縁組みをし、昨年宮崎に来て今年新たに里親として登録をした、その経緯などをお話ししました。
 私たち家族の他に、新しい里親さんが2組ほどいらっしゃってました。


 そして最後はビンゴ大会。娘はとても喜んで、娘自身のカードと、私と妻のカードと見比べて、いちばん先にリーチしそうなカードを横取り!
 早めにビンゴしてかわいい筆入れをいただき、いたく喜んでおりました。


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***



 これまで埼玉の里親会での経験がベースにあった私たち夫婦は、この交流会を通してちょっとした違いに気づきました。

 一つは、埼玉ではお見かけした記憶が無かった「親族里親」の方々がいらっしゃったこと。
 親族里親というのは、他人ではなく、祖父母や親戚などが子どもを養育する里親さんです。

 もう一つは、私たちと同じくらいの世代で実子がいながらにして里親となり、里子を育てたり、里子の養育を希望されている方々がいらっしゃったこと。
 もちろん埼玉にも、すでに里子さんを育て終わった世代の方にはそういう方々はいらっしゃいましたが、同じくらいの世代で実子を持つ里親さんはいらっしゃらなかったように思います。

 これが地域性などに由来するものなのか、たまたまなのかは分かりませんが、何か事情がありそうですね。

 それから、あれ?っと思ったのは、子どもたちのテーブルで、子どもたち同士の会話があまり無かったことでしょうか。
 いろいろお話を聞いてみると、そもそも里子どうしが交流する機会があまり無いようです。
 それでも今回の交流会の最後のほうでは少し仲良くなっていたようですが。
 埼玉の時は、里親や里子が集まる機会が比較的多くあり、子どもたち同士のおつきあいや、里親とよその里子たちとの関わりも多くありましたが、こちらではそこまでの様子はうかがえませんでした。
 こちらも何か事情があるかもしれませんね。

 里親・里子さん同士の交流が多くなると、いろいろな悩みを共有したり相談したりできる機会が増えます。私たち夫婦も、それで勉強になったり慰められたりしたことがあり、特別なイベントとしてではなくても、もう少し交流の機会を増やした方がいいのではないかなあと思いました。

 スタートしたばかりの、里親会とのおつきあい。
 まだ詳しく状況を知らないのでしばらくは様子見ですが、できるだけいろいろな活動に関わっていきたいなと思います。

カテゴリー:こどもとともに

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