ツブヤキ #179
自転車のチェーン交換で苦戦
2015-7-24
今年4月ごろ、職場の同僚のNさんの一家が引っ越す際に、娘たちが使わなくなったから、と子供用の自転車をいただきました。
変速機能も付いたスポーティな自転車。
娘は「乗りたい!」と言ってましたが、そのころ娘は補助輪付き自転車に乗っており、補助輪無しで自転車に乗れないとこの自転車には乗れないよ、とその時は娘に話しました。
その後娘は頑張って補助輪を外して自転車に乗れるようになりましたが、娘も少し成長したのか、今まで乗っていた自転車じゃちょっと小さいかなあ、と思うように。
そうしたら最近になって、このいただいた自転車に「乗りたい」、とまた娘が言うようになりましたので、先日ちょっと自転車の具合を見てみましたら・・・チェーンの錆がひどくてギアに噛み合いません。油をさしたとしても、このチェーンを復活させるのはちょっと難しいんじゃないかなあ・・・というレベル。
じゃあ新しいチェーンを調達しておこうか、と思っていたちょうどそのころ、妻が、自分の自転車がチェーンがすぐ外れるようになって乗れない、と言いだしました。
こちらの自転車も「チェーン」が問題です。
妻の自転車は買ってから約20年。
約20年前といえば、妻は武蔵境で一人暮らしをし、都内の大学に入学した妻の妹が一緒に住み始めたころで、妻曰く、妹が「うちから吉祥寺まで自転車で行きたい」と言って自転車を買ったのにすぐ乗らなくなって、自分がそれを使うようになった、とのこと。
雨ざらしだったのでちょっとサビサビです。
無印良品の自転車ですが、現在販売されているのとデザインも大きくは変わっていないようですから、そう考えると無印良品の古くならないデザインはたいしたものです。
ということで妻の自転車のチェーンも交換をすることに。
まずは妻の自転車から。
久々のチェーン切りの登場です。10年に1度くらいしか使わない、稼働率の低い工具。
下の写真、上が古いチェーン、下が新しいチェーン。
古いチェーンは長さが伸びてしまっているのが分かるでしょうか。
交換は難なく出来たのですが・・・
乗ってみると、踏み込みたびに「カタカタ・・・」と後ろのギアから音がします。
そのガタガタはペダルを通して足にも響いてきます。
ペダルのギアの軸と、後輪の軸の、間の距離を調整しても解消しません。
20年で、チェーンが伸びるのに合わせてギアの歯もすり減ったようで、僅かな「噛み合わせのずれ」から音が発生するようです。
せっかく新しくしようと思ったのになあ・・・さすがに後輪のギアを交換する気も無し・・・
仕方なく古いチェーンに戻して、軸間の距離だけ調整しました。油もたっぷり塗って。
そうしたら・・・とても良いフィット感!
チェーンだけで比べると、明らかに新しいチェーンの方が動きが軽いのに。
ギアとチェーンはこの長い間で、お互いしっくりくる関係になっていたのですね!
(まるで夫婦のようですねえ。・・・え?時々噛み合なくなる?・・・それはよく油をさしたほうがいいですねえ 笑)
せっかく新しく購入したチェーンをフイにするのはちょっと悔しいですが、とりあえずチェーンは外れなくはなりました。
さてお次は娘の自転車。
チェーンが錆の塊のようです。
チェーン切りのレバーが途中で回らなくなり、指が痛くなりました。
こんなのは初めてです。どこまで錆びているのだ?
動きが良さそうな所を探しながら何回かチャレンジ。
やっとのことで外れました。
新しいチェーンに換えました。こちらはさきほどの妻の自転車と違って、自転車が比較的新しいせいか、ギアとの噛み合わせも問題ありませんでした。
曲がっているハンドル。
これも直して。
他にブレーキの効きや変速機の調整もして、とりあえず完成。
喜んで乗り回す娘。
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